トリミングといえば、犬の毛を整えて可愛くするだけでなく、健康を維持するためにも重要です。しかし、すべての犬がカットすべきとは限りません!
特定の犬種は、被毛をカットすると健康に悪影響を与えることがあるため、適切なケアを知っておくことが大切です。
本記事では、カットしない方がいい犬種と、その理由、お手入れの方法を詳しく解説します!🐶✂✨
1. 犬の被毛の種類とトリミングの違い
犬の毛には、大きく分けて**「シングルコート」と「ダブルコート」**の2種類があります。
① シングルコートの犬(カットOK!)
✅ 特徴:
- 一層の毛で覆われており、毛が伸び続ける。
- 抜け毛が少なく、定期的なカットが必要。
✅ 代表的な犬種:
- トイプードル
- マルチーズ
- ヨークシャーテリア
- シーズー
📌 シングルコートの犬はカットしても問題なし!むしろ定期的なトリミングが必要!
② ダブルコートの犬(カットNGな場合あり!)
✅ 特徴:
- アンダーコート(内側の柔らかい毛)+トップコート(外側の硬めの毛)で構成されている。
- 季節に応じて毛が自然に生え変わる(換毛期あり)。
✅ 代表的な犬種:
- 柴犬
- ゴールデンレトリバー
- シベリアンハスキー
- ポメラニアン
- コーギー
📌 ダブルコートの犬は、基本的にカットしない方が良い!
では、なぜダブルコートの犬はカットしない方がいいのでしょうか?
2. ダブルコートの犬をカットすると危険な理由
① 被毛の「断熱効果」が失われる!
✅ ダブルコートの毛は、暑さと寒さの両方を調整する役割がある。
✅ 夏はアンダーコートが抜け、涼しくなる構造になっている。
✅ 冬は毛が増えて体温を保つ。
📌 カットしてしまうと、暑さや寒さに適応できなくなり、体温調整が難しくなる!
② 毛が生え変わらなくなる可能性がある
✅ 一度バリカンで短くカットすると、正常な毛の生え変わりが妨げられることがある。
✅ 特に高齢の犬では、カット後に毛が薄くなったり、まばらになることも。
📌 特に柴犬やハスキーは、毛が元通りにならないことがあるので要注意!
③ 紫外線のダメージを受けやすくなる
✅ トップコートは、紫外線や外部の刺激から肌を守る役割を持つ。
✅ カットしてしまうと、皮膚が直接日光にさらされ、日焼けや皮膚炎のリスクが高まる!
📌 暑さ対策のために短くするのは逆効果になることも…!
3. カットしない方がいい犬種と適切なお手入れ方法
① 柴犬 🐕
🚫 NG: バリカンでの全身カット
✅ OK: ブラッシングをこまめに行い、自然な換毛を促す
② ゴールデンレトリバー 🦮
🚫 NG: サマーカット(短くしすぎると皮膚が弱くなる)
✅ OK: 換毛期にはコームでしっかりアンダーコートを取り除く
③ シベリアンハスキー ❄
🚫 NG: 短くカットすると寒さに耐えられなくなる
✅ OK: 定期的なシャンプーとブラッシングで清潔を保つ
④ ポメラニアン 🦁
🚫 NG: 極端な短毛カット(毛が生えてこなくなる可能性あり)
✅ OK: ふんわり整える程度のカット(足やお尻周りのみ)
⑤ コーギー 🐾
🚫 NG: 体全体を短くカットすると紫外線の影響を受けやすい
✅ OK: 胸やお尻周りの毛をすっきり整える程度に
4. 夏の暑さ対策はどうする?
「カットできないなら、夏はどうしたらいいの?」と疑問に思う飼い主さんも多いですよね。
🌞 ダブルコートの犬におすすめの暑さ対策!
✅ 換毛期にしっかりブラッシングをして、余分な毛を取り除く
✅ 水を含ませたクールベストを着せる
✅ 涼しい場所で過ごさせる(エアコン、日陰)
✅ 散歩は朝や夕方の涼しい時間帯に行く
📌 バリカンで短くするより、自然な換毛をサポートすることが大切!
5. まとめ|カットしない方がいい犬種を理解しよう!
✂ カットが必要な犬(シングルコート) → プードル、マルチーズ、ヨークシャーテリアなど
🐕 カットしない方がいい犬(ダブルコート) → 柴犬、ハスキー、ゴールデンレトリバー、ポメラニアン、コーギーなど
🚫 ダブルコートの犬を短くカットすると…
❌ 体温調整ができなくなる
❌ 紫外線ダメージを受けやすくなる
❌ 毛が正常に生え変わらなくなるリスクがある
✅ 適切なお手入れ方法:
🐾 ブラッシングをこまめに行う!
🐾 シャンプーで清潔を保つ!
🐾 夏は涼しい環境を整えてあげる!
愛犬の健康を守るために、適切なケアを心がけましょう!🐶✨
当サロン、大阪府松原市にあるKIRARIではしっかりカウンセリングさせていただいた上でワンちゃんに合わせたカットやご質問を受け付けています。お気軽にご連絡ください。
LINE