愛犬のトリミングは、美しさを保つだけでなく健康管理のためにも大切なケアです。しかし、トリミング中やトリミング後に「思っていた仕上がりと違う」「犬がストレスを感じている」「怪我をしてしまった」などのトラブルが発生することもあります。
本記事では、トリミングサロンで起こりやすいトラブルと、それを防ぐための事前対策について詳しく解説します。
1. トリミングサロンでよくあるトラブル
① 仕上がりが希望と違う
「思っていたより短すぎる or 長すぎる」
「顔まわりのカットが希望通りではない」
「尻尾や耳のカットのバランスが悪い」
トリミング後に「イメージと違う」と感じることは意外と多いです。特に「短くしすぎないで」とお願いしたのに、思った以上にカットされてしまうケースがあります。
事前対策:
• 写真を持参する → 具体的なイメージを伝えるために、写真を見せると分かりやすい
• 長さの指定は「○cm残して」と数値で伝える → 「短め」などの曖昧な表現を避ける
• こだわりポイントを明確に伝える → 「耳の毛は長め」「顔は丸く」など細かくリクエスト
② トリミング後に犬がストレスを感じる
「トリミング後にぐったりして元気がない」
「帰宅後に落ち着かず、部屋の中をウロウロしている」
「しきりに体を舐めたり、掻いたりしている」
トリミングは、犬にとって知らない人に触られる、長時間じっとしている、ドライヤーの音を聞くなど、ストレス要因が多い作業です。
事前対策:
• 短時間で済むサロンを選ぶ → シニア犬やトリミングが苦手な犬は特に重要
• 事前にブラッシングをしておく → 毛玉があると施術が長引くので、事前ケアが大切
• 自宅でトリミングに慣れさせる → バリカンの音を聞かせたり、足先を触る練習をする
③ トリミング中の怪我やトラブル
「爪切りで深爪して出血した」
「バリカン負けして皮膚が赤くなった」
「耳掃除の際に炎症を起こした」
トリミングはプロの技術が必要ですが、細かい作業のため、怪我をするリスクがゼロではありません。特に、動きやすい犬や皮膚が弱い犬は注意が必要です。
事前対策:
• 「皮膚が弱い」「過去に怪我をした」ことを事前に伝える
• 「爪は短くしすぎないで」と明確にリクエストする
• 耳掃除や肛門腺絞りは獣医でやってもらうのもアリ
④ 他の犬との接触トラブル
「他の犬に吠えられて怖がってしまった」
「サロン内で犬同士が接触してケンカになった」
トリミングサロンには多くの犬が来るため、犬同士のトラブルが発生することも。特に、犬が他の犬を怖がるタイプの場合、ストレスになりやすいです。
事前対策:
• 他の犬と距離を取れる個室対応のサロンを選ぶ
• 人が少ない時間帯を狙って予約する
• 「他の犬が苦手」と事前に伝えることで、配慮してもらえることもある
2. 信頼できるトリミングサロンの選び方
① 口コミや評判をチェックする
GoogleマップやSNSの口コミを参考にする
「犬に優しく接してくれるか」などのコメントを重視
友人や動物病院の紹介を活用するのもおすすめ
② 事前に見学をしてみる
サロン内が清潔かどうかを確認する
スタッフの対応が丁寧かどうかを見る
施術中の犬がリラックスしているかをチェック
③ カウンセリングを丁寧に行うサロンを選ぶ
事前にカットのイメージをしっかり相談できるか
犬の性格や過去のトラブルに配慮してくれるか
3. トラブルを防ぐためのチェックリスト
仕上がりイメージを写真で見せる
「短くしすぎないで」などの希望を具体的に伝える
「皮膚が弱い」「耳掃除は優しく」などの注意点を伝える
事前にブラッシングをして、毛玉を減らす
サロンの口コミや評判をチェックする
愛犬の性格に合ったサロンを選ぶ
4. まとめ
トリミングサロンでのトラブルを防ぐためには、事前準備とサロン選びが重要です。
希望のスタイルをしっかり伝えることで、仕上がりのイメージ違いを防ぐ
犬のストレスを減らすために、短時間で済むサロンを選ぶ
口コミや事前見学で、信頼できるサロンかチェックする
施術中の怪我を防ぐため、犬の体調や皮膚の状態をトリマーに伝える
愛犬にとって、トリミングが「嫌な体験」にならないよう、事前の準備をしっかり行いましょう!
当サロン、大阪府松原市にあるKIRARIではしっかりカウンセリングさせていただいた上でワンちゃんに合わせたカットやご質問を受け付けています。お気軽にご連絡ください。
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