犬の毛色はさまざまで、カットの仕方によって印象が大きく変わります。毛色に合ったトリミングをすることで、より美しく、おしゃれな仕上がりにすることができます。本記事では、毛色ごとにおすすめのカットスタイルや注意点を解説します。
1. 犬の毛色の種類と特徴
犬の毛色には、大きく分けて以下の種類があります。
1. 白系(ホワイト、クリーム) → マルチーズ、サモエド、ビションフリーゼなど
2. 黒系(ブラック、ダークブラウン) → トイプードル(ブラック)、ラブラドールなど
3. 茶系(アプリコット、レッド、ゴールデン) → ゴールデンレトリバー、柴犬など
4. グレー・シルバー系 → ミニチュアシュナウザー、シルバープードルなど
5. 混色(パーティーカラー、ブチ模様) → ボーダーコリー、ダルメシアンなど
毛色によって、トリミングの際に意識すべきポイントが変わります。
2. 毛色ごとにおすすめのトリミングスタイル
① 白系(ホワイト、クリーム)
白い毛は汚れが目立ちやすいため、清潔感を保つことが重要です。
おすすめのカットスタイル:
• テディベアカット(トイプードル) → ふんわりと可愛らしい印象に
• ショートカット(マルチーズ) → 汚れがつきにくく、お手入れしやすい
• ふわふわカット(ビションフリーゼ) → ボリュームを活かした丸いフォルム
注意点:
• 白い毛は黄ばみやすいので、シャンプーをこまめに
• 目の周りが涙やけしやすいので、カットして清潔に保つ
② 黒系(ブラック、ダークブラウン)
黒い毛は艶が大事!トリミングで毛の流れを整えると、より美しく見えます。
おすすめのカットスタイル:
• モヒカンカット(シュナウザー) → シャープな印象に
• すっきりサマーカット(ラブラドール) → 体のシルエットを引き立てる
• ロングスタイル(ブラックプードル) → ツヤ感を活かしてゴージャスに
注意点:
• カット後は毛の艶を保つため、ブラッシングをこまめに
• 白髪が目立つ場合は、毛色専用のシャンプーを使うのも◎
③ 茶系(アプリコット、レッド、ゴールデン)
茶系の毛は、温かみがありやさしい印象。毛先のカットで動きを出すのがポイント。
おすすめのカットスタイル:
• ナチュラルカット(ゴールデンレトリバー) → ふんわりした自然な仕上がり
• ポンポンカット(トイプードル) → 足元を丸くカットして可愛く
• きりっとカット(柴犬) → シンプルに整えて健康的な印象に
注意点:
• 退色しやすいので、UVケアをして毛の色を保つ
• ブラッシングで毛並みを整えるとツヤ感がアップ
④ グレー・シルバー系
グレー系の犬は、毛の色に濃淡があり、カットの仕方で表情が変わります。
おすすめのカットスタイル:
• ウエーブスタイル(シルバープードル) → 自然な毛流れを活かす
• ひげカット(シュナウザー) → 顔の特徴を際立たせるカット
• ミディアムカット(ミックス犬) → グレーのグラデーションを活かす
注意点:
• 色の濃淡が出やすいので、毛が伸びすぎるとムラが目立つ
• 定期的にカットして形を整えるのがおすすめ
⑤ 混色(パーティーカラー、ブチ模様)
色のコントラストがある犬は、カットで模様を引き立てると個性的な仕上がりに。
おすすめのカットスタイル:
• 短めカット(ダルメシアン) → 模様をはっきり見せる
• フェイスカット(ボーダーコリー) → 顔まわりを整えて表情を引き出す
• バランスカット(ジャックラッセル) → 体全体のバランスを整える
注意点:
• 色の違いを活かすため、部分カットを意識すると良い
• ブラッシングをこまめにして、毛並みを整える
3. まとめ
犬の毛色によって、似合うカットスタイルやお手入れの仕方が変わります。
• 白系の犬は清潔感を大切にし、汚れ対策をしっかりと
• 黒系の犬はツヤを保つケアを意識する
• 茶系の犬はナチュラルな仕上がりにすると可愛さアップ
• グレー系の犬は毛のグラデーションを活かしたカットが映える
• 混色の犬は、模様を引き立てるカットを意識する
毛色に合ったカットを選ぶことで、より魅力的な仕上がりになります。トリミングサロンで相談しながら、愛犬にぴったりのスタイルを見つけてください!
当サロン、KIRARIではしっかりカウンセリングさせていただいた上でワンちゃんに合わせたカットやご質問を受け付けています。お気軽にご連絡ください。
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