犬のシャンプー選びは、愛犬の皮膚や毛の健康を守る上でとても重要です。間違ったシャンプーを使うと、皮膚トラブルやかゆみの原因になることもあります。本記事では、犬のシャンプーの正しい選び方と、おすすめのシャンプーを5つ紹介します。
1. 犬のシャンプーを選ぶ際のポイント
① 犬の肌質・毛質に合ったシャンプーを選ぶ
犬の肌は人間よりもデリケートで、皮膚が薄く、pH値も異なります。そのため、人間用のシャンプーではなく、犬専用のシャンプーを使用しましょう。
• 乾燥肌・敏感肌の犬 → 保湿成分が豊富な低刺激シャンプー
• 脂性肌の犬 → 皮脂を適度に落とせるシャンプー
• 長毛種の犬 → 毛が絡まりにくいコンディショニング効果のあるシャンプー
• 短毛種の犬 → 皮膚を健康に保つ成分が配合されたシャンプー
② 無添加・低刺激のものを選ぶ
シャンプーに含まれる成分は、犬の皮膚トラブルに影響することがあります。以下の成分が入っていないものを選ぶと安心です。
• 合成香料・着色料 → 犬の皮膚に刺激を与える可能性あり
• アルコール成分 → 皮膚の乾燥を引き起こす
• 硫酸系界面活性剤 → 洗浄力が強すぎて皮膚を傷めることがある
「天然成分配合」「低刺激」「無添加」と表記されたものを選ぶのがおすすめです。
③ 犬の年齢や体調に合わせる
• 子犬(パピー) → 低刺激で保湿力の高いシャンプー
• 成犬(アダルト) → 皮膚や毛の健康を維持できるシャンプー
• シニア犬 → 皮膚が乾燥しやすいため、保湿成分が豊富なもの
また、皮膚トラブルがある犬は、獣医師と相談の上で薬用シャンプーを選ぶと安心です。
2. おすすめの犬用シャンプー5選
① アース・ペット「A.P.D.C. ティーツリーシャンプー」
【特徴】
• 低刺激で、ティーツリーオイル配合により消臭・抗菌効果が期待できる。
• 香りがよく、皮膚トラブルを防ぎながら毛をふんわり仕上げる。
• 乾燥肌や敏感肌の犬にもおすすめ。
【価格目安】
• 250ml:約1,500円
② ZENOAQ(ゼノアック)「薬用ノルバサンシャンプー0.5」
【特徴】
• 獣医師も推奨する薬用シャンプー。
• 皮膚炎やアレルギーがある犬のために作られており、低刺激。
• 皮膚のバリア機能を守りながら、洗浄効果が高い。
【価格目安】
• 200ml:約2,500円
③ JOHN PAUL PET(ジョンポールペット)「オートミールシャンプー」
【特徴】
• オートミール成分が配合されており、保湿力が高い。
• 乾燥肌やかゆみのある犬におすすめ。
• 人間用の高級ヘアケアブランド「ポールミッチェル」が開発したペット用シャンプー。
【価格目安】
• 473ml:約2,000円
④ IVY「プロフェム シャンプー リペア」
【特徴】
• トリマーにも愛用される高品質シャンプー。
• 被毛の修復効果があり、長毛犬に最適。
• サラサラの仕上がりで毛玉ができにくい。
【価格目安】
• 300ml:約3,000円
⑤ ペットキレイ「薬用低刺激シャンプー」
【特徴】
• 低価格ながら、低刺激で皮膚に優しい処方。
• 消臭・抗菌効果があり、皮膚を清潔に保つ。
• 初めての犬用シャンプーとして使いやすい。
【価格目安】
• 350ml:約900円
3. シャンプーの正しい使い方
① シャンプー前の準備
• 事前にブラッシングをして毛の絡まりを取る。
• ぬるま湯(約38℃)で毛をしっかり濡らす。
② シャンプーの仕方
1. シャンプーを手で泡立ててから犬の体にのせる。
2. 頭→背中→お腹→足の順番で優しく洗う。
3. 顔はスポンジやガーゼで軽く拭う。
③ すすぎ
• シャンプーが残らないように、しっかり洗い流す。
• 耳や脇、足の付け根などに泡が残らないよう注意。
④ 乾かし方
• タオルで水分を吸い取り、ドライヤーで低温乾燥。
• 根元からしっかり乾かし、ブラッシングをして仕上げる。
4. まとめ
犬のシャンプーを選ぶ際は、肌質や毛質に合ったものを選び、低刺激・無添加のものを使うのがポイントです。また、シャンプーの正しい使い方を知り、愛犬の皮膚や毛を健康に保ちましょう。
今回紹介したおすすめのシャンプーを参考に、愛犬に合ったものを選んでください。
当サロン、KIRARIではワンちゃんに合わせたシャンプーやご質問を受け付けています。お気軽にご連絡ください。
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